Q & A

はちみつQ&A

はちみつQ&A

  • まず最初にミネラルが豊富です。はちみつには、人間の健康維持に必要なミネラルがほとんど全部含まれています。心臓や筋肉機能の調節に不可欠な「カリウム」、骨をつくり活力を生み出す「カルシウム」、髪の毛の発育に有効な「硫黄」、肌に弾力をもたせる「珪素」や「珪酸」、そのほか鉄、銅、マンガン、燐、塩素、ナトリウム、マグネシウムなどが含まれます
  • 次に、ビタミンがバランスよく含まれます。炭水化物の代謝を助ける「B1」、肝臓機能強化や肌を整える「B2」、皮膚の健康を維持する「B6」、造血作用がある「葉酸」、肌の健康や消化を助ける「ニコチン酸」、老化を防止する「パントテン酸」、ほかビオチン、C、K、コリンの10種類が確認されています。
  • はちみつに含まれる糖分は大きく「果糖」と「ブドウ糖」に分けられ、ブドウ糖より果糖が多く含まれています。虫歯菌の栄養となるショ糖は全体の数%しか含まれていないため、砂糖(ショ糖)等に比べ虫歯になりにくいと言われています。Q1でもお答えしたように、カルシウムも含まれています。
    また、「果糖」は、血糖調節の働きをするため、血液中の糖分が多くなりすぎることはありません。「果糖」は砂糖やブドウ糖よりもはるかに甘く、カロリーも低いため糖尿病の方にも安心です。
    砂糖(ショ糖)を多く含む食品に比べると虫歯や肥満になりにくいのですが、摂りすぎてしまってはいけません。日常の料理や飲み物に入れる砂糖の代わりにはちみつを使うことで 、摂取カロリーが抑えられ栄養バランスのとれた食生活に変わるでしょう。
  • 寒くなると白く固まるのは、純粋なはちみつの特徴です。この白い固まりはブドウ糖が結晶化したものです。やわらかい結晶はクリーム状で、そのままトーストにつけても美味しく食べられますが、固まりすぎたものは湯煎で溶かしてください。
  • 湯煎する場合は、ビンを直接熱湯の中に入れると割れるおそれがりますので、水にビンを浸してから温めてください。あまり高温にしてしまいますと含まれている酵素や成分が壊れたり、香りがとんでしまいますので、30~40℃程度でゆっくりと溶かしてください。完全に溶けたら、できるだけ早く冷やしてください。ゆっくり冷やすとはちみつが茶色く変色する場合があります。冷ますときもビンが割れないようご注意ください。
  • 最初に、はちみつは医薬品ではありません。具合が悪いときは、必ずお医者様に看ていただきましょう。しかし、ビタミンやミネラルが豊富に含まれていることから、いろいろな効果が科学的に証明されています。
  • コリンやパントテン酸などの強肝作用により、二日酔いにハニーレモンが効きます。また、殺菌作用がありますので、外傷や火傷に、咳止め、胃炎などにも効果があります。さらに血圧を下げる効果や、鎮静作用、便秘を防ぎ肌の健康にも効果があります。
  • ローヤルゼリーはちみつは、よく混同されがちですが、全く異なる物質です。日本語では「王乳(おうにゅう)」と言います。ローヤルゼリーは若い働き蜂の咽頭線という器官から分泌される、乳白色の粘液です。味も独特の酸味と渋みがあり、甘さはありません。
  • ローヤルゼリー(王乳)は、その日本語読みからもわかるように、女王蜂の栄養源で、働き蜂から絶えず口移しで与えられます。女王蜂は平均4年生き(働き蜂は1ヶ月)、24時間に1,500個以上の卵を産みます。その活力のもとがローヤルゼリーです。成分的にはビタミンB群の含有率が非常に高く、特にローヤルゼリーほど成長ビタミンのパントテン酸が多く含まれる物質はほかにありません。また、17種類のアミノ酸があり、その中には多くの必須アミノ酸も含まれています。
  • ローヤルゼリーが女王蜂に及ぼした効果が、同じように人間の身体に効果があるわけはありません。しかし、その成分要素から、老人病やコレステロール値を下げる効果、栄養障害、性機能の持続などの効果があることがわかっています。大人1日の摂取量は耳掻き一杯くらいが適当です。
  • プロポリスは、蜜蜂が巣を作るとき、巣の外壁の補強や隙間などを埋める時に使う樹脂状の物質です。プロポリスにはバクテリアの繁殖を抑える働きがあり、蜜蜂の巣の中はいつも清潔に保たれています。
  • このプロポリスが、最近の研究によって人の身体にも非常によい成分・働きがあることがわかり、次第に注目を集めるようになりました。成分には、細胞の老化を防ぎ炎症に効果がある「フラボノイド」やアデノシン三リン酸ほかたくさんの酵素、ビタミンDなどが含まれています。
  • 効果としては、細胞を強くし抵抗力をつける、新陳代謝を活発にし老化を防ぐ、動脈硬化の予防、炎症・口臭の防止などがあげられます。
  • 摂取方法は、蜂蜜やジュース、水に数滴混ぜて飲用します。健康状態や身長・体重によって飲む量が異なりますので、詳しくはお問い合わせください。

はちみつの知識

ご存知の方も多いように、はちみつとはミツバチが集めた花の蜜を巣に蓄え熟成したものです。 はちみつの主成分はブドウ糖や果糖で、歯や胃腸には無害だとされています。小さいお子様でも安心して召し上がることができます。
(ただし、ボツリヌス感染症になる危険性があるので、1歳未満の子どもには与えないで下さい)
はちみつが腐らないことをご存知ですか?はちみつは糖度が高く菌が繁殖できないため、腐らないのです。
山本養蜂場 トチ蜜採取

はちみつはダイエット食品とも言えます

はちみつは [砂糖:はちみつ=1:0.57]と、 砂糖に比べて甘いので、約半分の量で同じ甘さを得ることが出来ます。料理で使用する砂糖をはちみつと入れ替えると、少量でも同じ甘味で食べることができるのです。 また、はちみつは他の糖分と違い、血糖値を上げ過ぎるような効果もありません。 はちみつに含まれる糖分は、身体に一定の量しか吸収されないので、他の糖分と同じ量を摂取しても脂肪になる可能性が非常に低いのです。
トチ蜜イメージ

はちみつは栄養バランスの取れた食材です

はちみつには12種類のミネラル、10種類のビタミンが含まれています。その上、消化にもいいです。また、カルシウムを多く含んでいるので骨などの生成に役立ちます。
はちみつは吸収されやすく、疲労回復や栄養補給に最適です。
ビタミンは単体で摂取しても、ミネラルが不足していると本当の効果が発揮されないまま、体外に排出されてしまいます。
その点はちみつは、ミネラル・ビタミンのバランスがよく、栄養補給の面でも優れた能力を発揮しています。
はちみつには、特に現代人に不足がちな「カルシウム」や「カリウム」が多く含まれています。

他にもあります、はちみつ効果

はちみつはストレスや不眠の解消を促します。また、増血作用、脂肪肝予防などの効果もあります。