いつもの内検作業と新女王作り

5月も後半に差し掛かりミツバチの世話をしていると暑いと感じる日が増えてきました。
ここ数年、春先の高温で早かったトチの開花ですが今年はまだのご様子。去年のトチは花がまばらで今一つの咲き具合だったので「まだかな~今年はちゃんと咲くかな~」とやきもきしています。

さて、前回の内検時に入れていた女王育成用の巣枠をミツバチ達がきれいにお掃除してくれていたので、新女王作り(移虫作業)やってきました。

今更かもしれませんが、この先の画像は集合体や虫が苦手な方には厳しい画像かもしれませんので苦手な方はご注意を。







新女王の育成に使うのは卵から孵化して1~2日目の働き蜂の幼虫のみ。
その幼虫を専用の枠に移していきます。
この作業がほんとに大変…
針の先とお椀の真ん中に移した幼虫がいるのですが、分かりますか…?

孵化したばかりの幼虫は1mmほどで明るい環境でないと目視すら難しい大きさ。
更に外皮が薄いためちょっとしたことで傷ついてしまいます。傷ついた幼虫はお世話係の働き蜂にポイっと排除されてしまうので、慎重に慎重に移していきます。
今回はそこまで数が必要ではないので枠の半分ほど移虫して巣箱に戻しておきます。

今年一発目の移虫作業なので上手くできたか分かりませんが、答え合わせは数日後に。

岩手のはちみつ屋 山本養蜂場