ミツバチのお引越し

蜂場

朝晩の冷え込みが増してきた11月。
我が家のみつばち達は今年の八幡平市の生活を終えて、越冬のため茨城へ。
冬支度を終え、はちみつをいっぱい貯め込んだ巣箱を1箱1箱トラックへ積込。
重くてなかなか大変な作業なんです。
積込を終えて、いざ茨城へ夜中の出発!

600キロほどの大移動。
目的地に着くころには薄っすらと空に色がついてきます。

到着して早速、今度は積み下ろし。
移動中は巣門と呼ばれる巣箱のミツバチ達の出入口を閉めて換気窓を開けます。
なぜ窓を開けるかと言うと、ミツバチは自ら熱を発しており、完全に巣箱を締め切ってしまうと自分たち熱で死んでしまう「蒸殺」が起こってしまいます。
換気窓を開けていても太陽が昇り気温が上がると、ミツバチが活発になり、さらに巣箱内の温度も上昇して「蒸殺」の恐れがあるので、移動は夜に行い少しでも早く巣門を開けることを心がけてます。


全ての箱を設置完了!
夜が明けると違う場所にいることに戸惑いながら顔を出す我が家のミツバチ達。

ミツバチ達の引越しを終えて、我々はそのまま岩手八幡平市へ帰る弾丸ツアー。
高速道路をひた走り夕暮れの中到着。
長かった2日間が終了です。

翌11日、八幡平市は急激に冷え込みなんと初雪が……
ギリギリセーフの引越しでした。

岩手のはちみつ屋 山本養蜂場

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