9月 収穫に催事に内検に
残暑残る9月は上旬にソバ蜜の収穫が無事完了。
新しい蜂場でも良質なソバ蜜を採ることができました。
これにて山本養蜂場の今シーズンの収穫は終了!
ミツバチたち、ご苦労様!

蕎麦の花が咲き揃った蜂場では、雨が少なく晴天に恵まれた天候と蜜源が豊富な環境で産卵が一段と活発になり、群勢も目に見えて増加!空中を舞いながら次々と花へ飛び立っていきます。




9月5~7日には盛岡駅内で「北緯40度物産販売会」に出店してきました。
近年注目されている「盛岡」。
目に見えて海外の方も増えており、駅での開催もあって県内外多数のお客様にお越しいただきました。
5種類のハチミツを試食していただき、改めて「同じ自然環境でも花によって全く違う風味が生まれる」ことに驚くお客様も多く、たくさんの方に体験していただきました。
21日には地元八幡平市の人気店SHIMONO528で「笑マルシェ」に出店。
例年参加させていただいてるマルシェですが、今年はようやく参加することができました。
地域の方々を中心に、人気店とあって県外からも訪れるお客様も多く、お客様と楽しくおしゃべりをしたり山本養蜂場にとって大切な場所です。
リピーターのお客様からも「また買いに来ました」と嬉しい声をいただき、交流の場としても実りのある一日となりました。


9月下旬、八幡平市は朝晩はぐっと冷え込み秋の気配を感じる季節となりました。
蕎麦畑に移動していたミツバチたちも八幡平市に戻り、内検作業。
越冬に備えて貯蜜量の確認をしていると、ちらほらと花粉団子をつけたミツバチが。
秋に得られるのは貴重で、これが冬の間の育児や群れの維持に欠かせない栄養源となります。
10月になり気温の低下に合わせて、巣箱の越冬対策が必要な時期に。
養蜂にとって「冬を無事に越す」ことは来年の採蜜を左右する重要なポイントです。
収穫が終わっても、越冬に向けてまだまだやることはいっぱいです。
岩手のはちみつ屋 山本養蜂場